種と栽培品種

コーヒーノキ属の植物のうち、アラビカ種とロブスタ種が産業的に栽培されている。

世界で栽培されているコーヒーの75-80%はアラビカ種、約20%がロブスタ種である。

以前はこの二種にリベリカ種を足してコーヒーの3原種と呼んでいたが、リベリカ種は病害に弱く品質面でも劣るため、全生産量の1%未満にすぎない。

栽培地ごとに移入された年代や経路が異なることと、栽培の過程で変異種の発見と品種改良が行われたことにより、栽培のための品種が200種類以上存在している。

品種改良は特にアラビカ種で進んでおり、ブラジルとコロンビアでさかんに行われている。

従来はティピカとブルボンがアラビカ種の2大品種と呼ばれ、それぞれコロンビアとブラジルで主力品種であった。

しかし、品種改良によって、収量が多く病虫害に強い品種に置き換えられてきた。

その結果、コロンビアではカトゥーラとバリエダ・コロンビアが、ブラジルではカトゥーラ、カトゥアイ、ムンド・ノーボが主力品種になっている。

一方、風味の点で言えばこれらの新しい。
update:2010年02月27日